ケイデンスとスピードとギヤ比

ロードバイクに乗り始めて自分の力で何kmまで出るのかは結構気になるもの。
当初使用していたギヤ比はフロント50(アウター)リア 12(トップ)で、最高速は平地で54kmほど、山間の下りで62kmほど出ていた。
なんとか70kmくらいまでは出してみたいと考えてたが、路面のギャップを拾って跳ねると怖いし、コーナーが来る度にビビって減速しすぎるし、なかなか最高速は伸びていかない。

そんな中で、以前から気になってたケイデンスが測れるサイコンを購入。
Cat EyeのCC-PA500B

スマホアプリと連動して地図上で運行ルートがトレースできたり、ケイデンス、スピード、高度の変化などもグラフで見れたり面白い。
※このサイコンのレビューは別記事で。

これまでに使ってきたエントリーモデルのサイコンでは、平均速度が出て、それを目安に走ってきたけど、CC-PA500Bでは、スピードとケイデンスを表示するのを基本にして使っている。
平均速度は現在のスピードが平均速度に対し速いのか遅いのかで矢印で明示され、それで分かる(平均速度を表示することもできる)

さて、ケイデンスは、一般的には90回転/分を基準になどと言われることが多いと思う。
CC-PA500Bの初期設定完了後、軽く流した感じだと90回転回すのは結構大変で(サンダルだったけど)、そんな回転を維持するのは無理では?と思ったものの、慣れると意外にキープ出来る(もちろんギヤ数による)

さて、ケイデンスを気にして走るようになって計ってみた。
フロント50(アウター)リア 12(トップ)、ケイデンス30で15.9kmほど。
これまでの最高速62kmならケイデンス117ほどになる。

62km ÷ 15.9km × 30回転 ≒ 117回転

70km出そうと思うとケイデンス132ほど必要になる。

70km ÷ 15.9km × 30回転 ≒ 132回転

ちなみに低負荷状態でどこまでケイデンス回せるかを計測してみたところ、160ほどで精一杯。
しかも体勢は乱れ、実用性なしの回し方。
自身の足ではTOPギヤで130 OVER回すのはちょっと現実的ではないなと感じ始める。

そこでギヤ比の見直しを検討。
リア11(TOP)に変更。
リア12(TOP)に比べて1.09倍となり、同じ回転数であれば、1.09倍の速度が出る。

このギヤ比だとケイデンス121ほどで70km出ることになる。

70km ÷ 15.9km × 30回転 × (11/12) ≒ 121回転

もちろん、その分ペダルは重くなるので回せるかは不明。

 

現在使用している基本コンポーネントはシマノの5700系の105

リアスプロケットにはワングレードアップの6700系Ultegraのパーツをチョイス。

組み付け完了。

ということで、最高速チャレンジができるコースへ。
ベストな条件ではなかったものの最高速は若干アップで65kmほどに。まだちょっと余裕があった。
その後何度か試したけど、風向きだったり、交通状況の兼ね合いなど、更新はならず。

自分はオートバイも乗るし、2輪での80kmオーバーなんて全然へっちゃらだけど、自転車では60km越えるとかなり怖い。
そうこうしているうちに、危ないし、怖いし、最高速チャレンジへのモチベーションは萎えて来てしまった。。。