以前から走ってみたいと思っていた、しまなみ海道まで遠征。
この旅のために、輪行袋、大型のサドルバック、予備のタイヤ、チューブなどを購入し準備万端やって来た。
目次
10:50 尾道着〜出発準備
快晴でメチャクチャ暑い。
iPhoneの天気アプリで33度。
体感はもう少し暑く感じられ、長距離走行には不向きの日を選んでしまったかも。。。
駅を出ると、さすが、しまなみ海道の入り口！自転車組立場の案内があり、そこで、輪行袋から出して自転車を組み立てる。
なんだかんだで、11時20分くらいに走り出しの準備が整う。
走り出した直後にトラブル発生。
向島へのフェリー乗り場に向かう途中で、サイクルコンピュータが動いてないことに気づく。
センサーがズレたかと足元を見ると、結束バンド＋両面テープで固定してたサイコンの磁石が取れて無くなっている。今回の旅の工程が記録できなくなるので諦めるわけにも行かず、来た道を地面を凝視しながら歩いて戻る。ちぎれた結束バンドが見つかり、その周辺をくまなく探すも磁石は見つからず。。。
サイコンの磁石は100均の強力磁石でも代用可能といった情報を読んだことがあったので、100均を検索。近くのダイソーで強力磁石とセロテープを購入し取り付け。ペダル回して見ると計測された！ということ気を取り直してフェリー乗り場へ。
メモ
実は無くなったと思ったこの磁石、あとで見つかる。
20数キロ走った頃に変速時にギアが飛ぶ段があることに気づく。こんなタイミングで潰れたか？と思って停車し、リアスプロケットを覗き込むと無くしたと思った磁石がくっついてた。。。
出発時刻は11:55くらい。
事前に調べていた情報では今治まで約70キロほどとのことだったので、いつものペースなら3時間くらいで到達出来るかなと考えていた。
今治で休憩兼、昼食をとって松山市まで行くのがこの日の予定のコース。今治から松山市までは42キロほど。
まずは向島へ
陸路でも向島へは行けるっぽかったけど、敢えてのフェリー。
フェリーは大人100円、自転車10円。5分ほどで向島へ到達。
降りた瞬間から地面にブルーのラインが引かれていて今治へのルートを示してくれており、スタート直後は75kmと示されている。
この距離のカウントダウンは便利な一方、後半疲れて来たときに、まだ◯◯キロもあるのかと辛くなる。。。
このブルーライン、曲がり角ではどっちに進むべきかも示されるので、基本的に迷わず進める。
1つ目の橋、因島大橋
しばらく走ると一つ目の橋、因島大橋が見えてくる。
因島大橋の遠景
各橋へは、なだらかな傾斜でアプローチ出来るように専用の道路が整備されている。
因島大橋の入口
道路は、原付も共用なので、比較的狭い道で対抗方面からバイクも走って来たりする。
因島大橋は、網で覆われている。
2つ目の橋 生口大橋
この橋は網もなく開放感いっぱい。
因島ではまだ大した距離を走ってないにも関わらず、暑さのせいか、ちょっとクラっとした感覚があったので休憩。
レモンケーキをいただきました。
飲物無料。
レモン水が超ウマイ。
3つ目の橋 多々羅大橋を渡り生口島へ
生口島では、橋を渡り終わった直後にサイクリストの聖地という案内が地面に現れる。
その案内につられて、今治の方向をトレースするのが疎かになりロスト。
少しミスコースして、引き返し。
これがサイクリストの聖地の碑。
4つ目の橋 大三島橋、大三島へ
5つ目の橋 伯方・大島大橋
引きではこんな感じ。
6つ目最後の橋 来島海峡大橋。これを超えたら四国
ブルーラインのカウントは今治まで10キロ程度にまでなったが、この辺りで疲れはピーク。膝に痛みも出て来た。
尾道出発時点で今治まで75キロと表示されていたが、サイクルコンピュータの示す走行距離も80キロを超え、まだか？という気持ちと疲れとでブルーラインの示す今治までの距離数とのズレが気になり始める。
4：30頃、ようやく今治市の中心部へ。
大きく道を間違えたわけでもなく、休憩もほどほどだったのに、想定していた時間を1時間半もオーバーしている。
80キロ超えの走行を日常的にしているわけではないものの、60〜70キロ程度なら普段でも乗ってるのに、この疲れ方は何？というくらい消耗していた。
ブルーラインの距離のカウントを見失い（表示されなくなった？）どこまでを示していたのかわからなくなったものの今治での目的の一つ焼豚玉子飯を食べに目星をつけていた「白龍」を目指す。
白龍 愛媛県今治市郷本町1-1-15
営業時間 １１：００～２１：００
ヘトヘトになりながらも到着するとなんとこの日は定休日。。。（この日は木曜日）
白龍を選んだ理由が、途中休憩がなくずっと営業しているからだったのに予定が狂う。
しょうがないのでGoogle Mapで別の候補を探し「白楽天」へ。
まだ開いてなかったので少し店の前で待つ。
白楽天 愛媛県今治市常盤町4-1-19
営業時間 11：00～15：00、17：00～22：00
期待どうりの味！お腹が減ってたのもあるがウマイ。
疲れとかなり汗をかいた後だったせいか、もうちょっと味が濃くてもいいのではと感じた。
ちょっと一服して、この日の目的地である松山まで自転車で行くか迷い始める。
いつものペースなら2時間足らずで到着できる距離（Google Mapでは今治から松山まで42キロほど）
でも、前述のようにすでにヘトヘト。膝に痛みも出ている。
迷ったものの、次同じような機会を持てるのはいつになるのか？と考えると、やっぱり自転車で行こうと思い、漕ぎ始める。
でも5キロほど進んだところで、膝の痛みが悪化。足も攣り始める。。。
ということで断念。今治駅に引き返し、電車で松山を目指すことに。
なんだかんだでこの日は100キロほど走行。
反省：もっと意識的に休憩を取るべき？！
この旅が終わって、なんであの程度の距離であそこまでへばってしまったのか？と思い、75キロ程度の工程を何度か走行。
疲れるものの、どうってことはない。
考えてみると、日常的に走っているコースは山間のコースで夏でも気温は控えめ、木陰も多い。
対して、しまなみ海道は、4時間半に渡る炎天下での走行となったために思った以上に消耗を招いたのだと思う。特に後半辛くて、木陰を探すも、ルート上に日陰で休めるような場所がなかなか見つめられなかったように思う。
また、70〜80キロ程度で休憩を取る必要性を考慮してなかったのも課題で、意識的にカフェなど店に入り休憩を取るべきだったかもしれない。
今回の走行ルート
アプリでこんな感じで記録される。もちろん拡大縮小可能。
今回の装備
- サイクルコンピュータ CAT EYEのパドローネ スマート/CC-PA500B
- 輪行袋 マルト(MARUTO) ツアーバッグ/RK-01M
- サドルバック HIROENERGY(ヒロエナジー) ツーリングサドルバック ブラック/ SL-5050BK